パパ日記

ティピカ

ジャワからアムステルダムの植物園へ。ルイ14世の時代にパリの植物園へ、さらにフランスの植民地であったマルチニーク島へ。そこで育った苗木がカリブ海の島々、中米などに伝播します。
これがティピカの期限です。
アラビカ種の基本の香味の一つといえるでしょう。

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今日のカッピングは、PNG、ハワイ、東チモールと3種ティピカがありましたがそれぞれ素晴らしい香味で
ティピカの原型の香味を体験できました。
中でも東チモールは出色で、これぞティピカという存在感を出していました。
2003年に東チモールに入り、ここまでのコーヒーができるとは思いませんでした。
明確なレモンのようなしっかりっとした酸、滑らかな粘性、澄み切ったやわらかな香味は、まさにティピカの見本となるような香味でした。
今年の東チモールの入港まで今少しお待ちください。