パパ日記

50年ぶり

東京23区の主な商圏は半径500mでそれ以上だと隣の駅の商圏とかぶったり、徒歩で生きやすい場所から少し離れます。この基本商圏から離れら場所から来店していただくには、店に魅力がなければならないと同時に自転車などの乗り物での買い物等になります。

 

 

 

今都市部で大きな社会問題になりつつあるのは、「買い物難民」といわれる人たちの増加で、生鮮品を扱う店が半径500m以内にないケースが増加していることです。
年月がたち高齢化した団地からはスーパーは撤退しています。
そのため、従来のスーパーに変わってコンビニが生活の拠点になりつつあり、そこでしか買い物をしない人はすでに増加しつつあります。このような状況を身近に感じるようになりました。
そのため、デリバリーや出張販売などの方法が模索されてもいます。
今後、都市部のコンビニは今少しスペースを広くして喫茶スペースを設け、生活全般にかかわる機能をもちつつ地域コミュニティの場となる可能性は高く、従来の喫茶・カフェのあり方も変わるかもしれません。
2020年には団塊の世代は、72~74歳になり消費マーケットの主流からはずれ、日本のマーケット構造は根本的に変わると推測されます。
さらには少子化も伴い、消費による景気向上というアベノミクスは長く続かないことは明らかでしょう。
日本は、公共事業ではなく、需要が循環する経済の仕組みを考えなければならないでしょう。

 

 

先日、中学校時代の同窓会に久しぶりに参加しました。
この世代はまだまだ元気で、これまで消費をリードしてきましたが2020後はむずかしいということを感じてしまったからです。現役の先端で仕事をする人少なく、私などは例外的です。

 

 

papaブレンド2014-1(伊勢丹バージョン)
伊勢丹では粉でも販売しました。
その場で挽くのではなく予め狛江店でパッケージをしました。
このような販売方法は初めてですので、鮮度保持に最も効果的な方法も開発中です。
粉で販売したものを最終日に自宅に持ち帰り冷凍保存しました。

 

 

粉の膨らみはロースト仕立ての豆を挽いた状態よりは落ちますが、膨らみ新鮮です。
香味はかすかな酸としっかりしたコクのバランスのよい香味となっています。
新鮮でいい味だと思います。
反面、コーヒー屋としては、やはり豆を挽いて飲んでほしいとも願います。
香味の差はデリケートな味の違いです。
粉の場合は安定した香味で同じ香味を楽しめます。
豆を挽いた場合は、その時々で微妙に香味のニュアンスが変化しその変化を楽しめます。
ライフスタイルに合わせお選び下さい。

20140205_080710 20140205_080725
ノリタケの昭和の頃のものと推測。年代不明。
カップの中央部がでていて樽のような形状となっています。
昔はこんなカップを作って遊んでいたんだなと感心します。