今朝のコーヒー
ケニア　ガチャザ　シティ　フレンチ
ケニアのニエリ地区のファクトリーの豆です。
ニエリといってもファクトリーによりオレンジ、レモン、ソルダムなどの強い酸から熟した果実などの多様な酸がありますが、全体としては繊細で上品な香味ですばらしいコーヒー産地といえます。
　
昔訪問したニエリの農園から。派手な格好ですね。後方はケニア山。

まずは入港し１年近くたちますが香味がぶれていないことに驚きます。
冷蔵コンテナ、定温倉庫での保管などが品質を保っていることと、生豆そのものに力があるからでしょう。
（13-14クロップの入港は今少し先となります。）

フローラルで、酸とコクのバランスがよく飲みやすいコーヒーです。
シティ、フレンチともに苦みが少なく、柔らかでやさしい味わいです。
オレンジのような甘い酸、チェリーやプラムの赤っぽい果実の柔らかな酸を感じます。ローストもちょうどよく、気品のある香味に仕上がっています。

　
世田谷在住の陶芸家　川松弘美さんのカップ。
磁器専門で、金や銀のよく使用する方で、女性的で上品です。
最近は価格も高くなりなかなか買えなくなりました。
自宅の食器棚には昔購入した皿などもあり今も使用しています。