たのしいコーヒー

【特別企画】Muraho Rwanda!~ルワンダと出会い、深め、繋がる~

【特別企画】Muraho Rwanda!~ルワンダと出会い、深め、繋がる~

目次


  1. 1.ルワンダと出会い、深め、繋がる
  2. 2.3つのフェーズ
  3. 3.ダッシュボード

 

2002年。ルワンダはスペシャルティコーヒーの生産国になることを決意し、国を挙げた取り組みを始めました。ルワンダにとってコーヒーは最も重要な産品のひとつ。その価値を高めることを通じて、国民を豊かにすることを目指したのです。以来、その取り組みは着実に成果を上げ、貧困や飢餓をなくすことなど今日ではSDGsが掲げる多くの目標を達成。コーヒーがルワンダの発展に役立ってきました。

しかし、そうした流れから取り残されていた生産者もいます。「高品質なコーヒーを生産できるポテンシャルがあるのに十分に活用できていない地域では、コーヒーが人々を豊かにするために役立つ余地がまだまだある。」堀口珈琲はそう考え、近年は「ニャミラマ・プロジェクト」などを通じてルワンダのコーヒーの高品質化と生産者の生活向上に携わってきました。その成果もあって、ここ数年は一年を通じてさまざまな銘柄をご案内できることになりました。

ルワンダがスペシャルティコーヒーに本格進出してから20周年である2022年は、同国のさまざまなコーヒーを紹介できる良い機会と捉えて、堀口珈琲はルワンダの人々とコーヒーをいろいろな角度から取り上げます。その中で、サステナビリティやSDGsは非常に重要なファクターになります。なぜなら、ルワンダでの私たちの取り組みは「誰ひとり取り残さない」というSDGsの呼びかけに対する堀口珈琲なりの答えだからです。

そんな背景から始まった「Muraho Rwanda!」
今後、皆様がルワンダコーヒーをお手に取る際や、コーヒーとサステナビリティについて触れる際、ぜひこの企画が興味深いものになれば幸いです。
よろしくお願いします!

 

※「Muraho」はルワンダの言葉(キニャルワンダ語)で Hello という意味です。

 

 

 

ルワンダと出会い、深め、繋がる


 

少し難しい話になりましたが、企画は堀口珈琲らしくコーヒーを通じて楽しくおいしく進めていきたいと思っております!
ポイントは2つ。「ルワンダを楽しむこと」と「継続性」です。

 

①ルワンダを深く楽しもう!

 

堀口珈琲の扱うたくさんの産地のなかで、ルワンダという国は上記の通りSDGsと密接に関わる象徴的な産地です。定期的にご紹介している「ニャミラマプロジェクト」を中心に、これまで現地と二人三脚で多くの活動をしてきました。そして、これからはより広域的に積極的に関わっていきたいと思っている注目の産地です。「コーヒーとSDGs」を切り口としてルワンダを見ることは、ルワンダコーヒーをより深く理解するためにたくさんのヒントをくれると期待しています。

また、近年は品質の高いルワンダコーヒーがたくさん入荷しています。毎年ご紹介しているお馴染みのものから、開拓中の新しいエリアのコーヒーまで。ルワンダをご紹介するには、コーヒーもセットでなければいけません。私達が一番の目指すべきポイントは、何より「コーヒーの品質の維持と向上」です。ぜひ、こちらを味覚で体験しながら企画を楽しんでいただければと思っております。素晴らしいルワンダコーヒーをご用意しております!

※企画商品の販売は終了しております。現在販売中のルワンダコーヒーは「堀口珈琲オンラインストア」にて公開中!

 

②継続的な情報発信

 

一口にSDGsというテーマを通じてルワンダコーヒーについて理解する、と言っても、テーマが大きく困惑されていると思います。そこで、時期に応じて順番に、『出会う』『深める』『繋がる』という3つのフェーズを設けました。メディア記事や動画、SNS、店頭企画など、様々な視点とフィールドで企画を実施します。

せっかく舞台が整っておりますので、おいしさや楽しみ、気づきが瞬間的なものにならないよう、そして来年以降にも繋がるよう、1年をかけて進めていくプロジェクトとして出発しました。そして、2023年以降も発信し続けていきたいと思っています。

 

 

 

3つのフェーズ


 

 

『出会う』

 

まずは、SDGsの基本的な考え方やSDGsにコーヒーがどのように関わっているのか、など大きな枠組みについてご紹介します。
そのなかで、ルワンダという国の課題や堀口珈琲のこれまでに現地で活動してきたことついて発信していきます。

「なぜ他の産地ではなくルワンダなの?」そう思われている方も多いかと思います。
しかし、ルワンダには明確な独自性があり、それを守り、発展させていく必要があると私達は考えています。そして、冒頭でもお伝えしましたが、ルワンダでの取り組みは「誰ひとり取り残さない」というSDGsの呼びかけに対する堀口珈琲なりの答えだからです。
ただ、難しい話ばかりですと肩が凝ってしまいますので、少し視点を変えてルワンダの文化や歴史、現地の様子についてもご紹介していきます。

 

『深める』

 

ルワンダに『出会った』皆様はすでにコーヒー産地としての同国や堀口珈琲の取り組み、コーヒーとSDGsの問題について多くのことに触れられているはず。

この『深める』では、現地職員へのインタビューや、堀口珈琲の元専任スタッフ・CSOなどによるトークセッションの内容をご紹介します。様々な刺激をもとに、私達なりにルワンダコーヒーの今と未来について考えていきましょう!
今までなんとなく選んでいた、そもそも選んでいなかった、そんなルワンダのコーヒーを今後手に取る理由が生まれたら、それは私たちにとって最高の結果です。

 

『繋がる』

 

せっかくですので、『深める』で感じたことや考えたことを多くの方に伝え、共有していきましょう!
私達だけでなく、皆様や現地とも繋がりながら、この企画の最後を締めくくりたいと思っています。

※店頭企画「ルワンダと繋がる12日間」は2022年10月に終了しました。たくさんのご来店ありがとうございました。

 

 

 

 

ダッシュボード


 

本企画に関する様々な情報を発信しています。
過去の記事や実施した企画の様子、興味を持っていただけたコンテンツからご覧いただけますと幸いです。

 

 

 

 

 

『持続可能なコーヒー生産に向けて 堀口珈琲のニャミラマプロジェクト』

現在、堀口珈琲とルワンダ南部で活動する「コアカカ協同組合(コーヒー生産者組合)」では「ニャミラマプロジェクト」という活動を通じて、コーヒーの品質向上とそれを持続していく仕組みづくり、これらを基盤とした生産者の生活安定の実現を目的として様々な施策を行っています。

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『コーヒー産地ルワンダってこんな国!』

「ATMでたくさんお金を下ろした後、堂々と歩けるのはアフリカの中でもルワンダだけだぜ!」と現地の運転手さんは語ります。アフリカのシンガポールとも呼ばれていたりしますね。ルワンダがどのような国なのか、当社スタッフが産地訪問した際の写真とともにご紹介する記事を公開しました。

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『ルワンダ出張記 Part 1 いざ、千の丘の国ルワンダへ』

ルワンダに関わる発信のなかでも、とびきり新鮮な情報をお届けいたします。2022年の4月、堀口珈琲スタッフ2名が久しぶりに現地ルワンダを訪問しました。現地の情報、コーヒーの情報、たくさん吸収してきましたので、皆様にご紹介いたします!

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『ルワンダ出張記 Part 2 北部・西部探索』

初日はルワンダの首都キガリにて、キガリ虐殺記念館やニャブゴゴバスターミナルを中心に巡り、現地の人々の様子や街の雰囲気を感じ取ることができました。そしていよいよ、ルワンダに来た本来の目的、ウォッシングステーションや農地の視察です。初めてだらけの北部・西部をBAHO社の代表ルサティラさんと共に探索します!

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『ルワンダ出張記 Part 3 南部訪問』

Part 3では南部へ向かいます。この地は堀口珈琲が販売するルワンダコーヒーの中心地といっても過言ではありません。「コアカカ」や「ニャミラマ」「ガスーラ」といった名前は堀口珈琲をご利用いただいている多くの方がご存知かと思います。そんな南部の地について、チェリーの収穫状況はどうか、ステーションの様子はどうか、視察してきましたのでご紹介いたします!

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『信頼関係を守るために / インタビュー:コアカカ マネジャー サファリさん』

ルワンダコーヒーの魅力とは?生産国側からみるコーヒーとSDGsとは?消費国側はどう関わり、行動していくべき?などなど、現地でコーヒー生産に従事するコアカカ協同組合マネジャーサファリさんにインタビューしました。

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『常に農家に寄り添う / インタビュー:BAHO代表 ルサティラさん』

現在ルワンダ全域で積極的に活動を続けているコーヒーカンパニーBAHOで代表を務めるルサティラさんに、ルワンダコーヒーの魅力やコーヒーとSDGsについてインタビューしました。

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『【前編】Muraho Rwanda! TALK SESSION – ルワンダコーヒーの魅力 -』

今回の動画はそれぞれの記事で紹介した内容をベースに「ルワンダコーヒーの魅力」と「コーヒーとSDGs」について、堀口珈琲の元専任スタッフ・CSOとのトークセッションをお届けします。前編では登壇者3人の自己紹介から、ルワンダコーヒーの魅力、他のコーヒー産地との違いを様々な観点から考えます。


『【後編】Muraho Rwanda! TALK SESSION – コーヒーとSDGs -』

後編は「コーヒーとSDGs」というテーマについて、現地訪問の経験も踏まえながら深く掘り下げていきます。様々な刺激をもとに、私達なりに、皆様なりに、ルワンダコーヒーの今と未来について考えていきましょう。ぜひコーヒーを片手に、ご覧ください。

 

 

 

 

 

『「ルワンダと繋がる12日間」寄付額のご報告』

2022年10月。
「Muraho Rwanda !(ムラホ、ルワンダ!)」企画の集大成となる“繋がる”の一環として『ルワンダと繋がる12日間』を開催しました。10月7日から18日の12日間、駐日ルワンダ共和国大使館の後援・協賛を得て行ったこの企画は実店舗を巻き込んだビッグイベントになりました。その様子をご報告します!

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